デザインも重要!業績アップのためのオウンドメディアについて

多くの企業が保有しているオウンドメディア。インターネットが発展しパソコンやスマートフォンが普及するなかで、企業の業績をあげるためには特に必要だといわれています。オウンドメディアは、内容のほかにデザインも重要です。ここでは、オウンドメディアについてデザインの重要性やポイント、良いデザインにするための具体的な方法について紹介していきます。

オウンドメディアとデザインの重要性

オウンドメディアとは、本来自社で保有するパンフレットなども含めたメディアの総称です。しかし、インターネットの普及とともに、オンラインマーケティングでの自社による運営サイトや、ブログを意味することが多くなっています。オウンドメディアの目的は、大きく2つあります。1つ目は自社製品やサービスをユーザーに認知してもらうことです。ユーザーは何かをもとめて商品やサービスをネットで探します。企業側はユーザーが求めているものを提供するために製品やサービスを充実させますが、何もなければユーザーには伝わりません。オウンドメディアを運営することによって、ユーザーが自社製品やサービスを認知するきっかけとなります。

2つ目は自社製品やサービスを気に入ってもらうことです。製品やサービスの説明ページだけでも気に入ってもらうことはありますが、説明だけでは伝わらないことも多々あります。説明プラス、製品やサービスに対する想いを伝えるブログなどを配信することで、商品を気に入ってくれる人を増やせます。また、製品やサービスを認知させ多くの人に気に入ってもらうためには、オウンドメディア自体のデザインも重要です。

ユーザーがオウンドメディアを閲覧した際に、初めに目にするのがデザインだからです。全体の色や余白、イラスト・画像などを見てから文字を読んでいきます。デザインは文字では伝わらない製品・サービスの印象や読みやすさなど表現し、企業全体のイメージをユーザーに持たせる効果もあります。

デザインするうえでのポイント

オウンドメディアをデザインするうえでのポイントは、製品やサービスのコンセプトに合わせることです。コンセプトとは基本的な概念や観点、考え方です。デザインとコンセプトが合っていないと、製品やサービスの良さが伝わりません。コンセプトに合わせるデザインとは、主にオウンドメディアの色あいになります。色合いを合わせることによって商品などの紹介だけではなく、ブランドとしてのイメージを持たせることにもつながります。

また、コンテンツのテーマに合わせたデザインにすることも大切です。例えば、OLや女子学生向けのものであるならば可愛いデザインにし、ビジネスマン向けの場合はスーツやネクタイなどをちりばめるなどターゲットに合わせるのも1つの方法です。さらには、デザインを企業自体のイメージカラーに合わせることや、スマートフォン・タブレットなどのデバイスでも閲覧しやすくすることも大切です。

良いデザインにするための具体的な方法

例えば、食品を提供している企業のオウンドメディアでは、商品紹介のほかにその食品を使ったさまざまな料理レシピを公開するとよいでしょう。デザインは全体的に商品のイメージカラーに合わせ、一度見れば強い印象が残るものにします。また、サイトの横にあるメニューバーについても背景色を商品のイメージカラーと合わせるなど、閲覧するだけで無意識に商品をイメージさせることも重要です。

日用雑貨を扱う企業のオウンドメディアでは、商品紹介を画像中心と説明ページに分けるデザインにするとよいでしょう。画像中心のページでは、さまざまな角度の画像や部屋にレイアウトされた画像などを載せて、ユーザーにイメージしやすくします。また、商品の詳しい説明を読まない人にも購入しやすいように、購入ボタンをそれぞれのページに設置するなど工夫すると、良いデザインといえるオウンドメディアになります。

自社製品やサービスなど理解した上でユーザー目線のデザインにすることが大切

自社のオウンドメディアでは提供する製品やサービスだけではなく、自社のイメージについてもよく理解した上で、デザインすることが大切です。製品やサービスに加えて自社のイメージカラーなどを組み込むことで、企業そのものの認知にもつながります。また、オウンドメディアを閲覧して商品やサービスを購入するのはユーザーですので、ユーザー視点のデザインにすることが重要です。