何のためにホームページを作りますか?
ホームページを作るときには、まず「誰に対して何をどのように表現したいのか」を考えます。ターゲットと最終目的を明確にしてから作成しないと何も伝わらないホームページになってしますからです。
ホームページの役割
・広告・宣伝
自社の商品がある場合はホームページを通じて会社紹介、商品紹介や効果などを知ってもらう役割を果たします。ネット上に看板を付けるような感じです。
・営業
事業所の場合、自社で対応できるサービス、作れる製品、設備紹介などでネット上で常時営業している役割です。問い合わせ、資料請求を付けることで更に引き合いが増します。
・広報
自社の新製品・新商品の紹介、営業日の表示、ニュースなど広報としての役割。
・人事
社員募集や先輩社員の声などで自社の社風を表現したりすることで、人事担当の役割を果たしてくれます。
・販売
ECサイトの仕組みをつければ自社商品がホームページから全国の人に販売することができます。
・サポート
自社製品の取扱説明書やQ&Aなど、サービス部門の役割を果たしてくれます。
誰に向けて?
ターゲットを設定してホームページを作成した方がデザイン、内容紹介など作成しやすくなるため、細かければ細かいほど良い。(ターゲットをもっと細かく設定したもの「ペルソナ」)
Tさん
20代後半、郊外のベッドタウンで1歳の子供を持つ専業主婦。以前は趣味の水泳をやっていたが、今は子供の世話がいそがしく趣味は封印。昼間は子供に向かっているため時間がない。夫が帰って、落ち着いた時間ができたらネットを見ることがある。子供が学校に通うようになったら水泳をやろうと思っている。
Iさん
30代前半、大手広告代理店に勤める独身女性。平日は帰りが遅く、ネットを見る時間はほとんどない。趣味はゴルフで休みの土日にゴルフ仲間とプレイする。ゴルフのない休日には時間ができるので、ネットショッピングを楽しむことがある。
Oさん
30代前半、建設会社事務員、昨年結婚して子供はまだいない。夫は公務員で比較的定時に帰宅するので、よく一緒に食事に行くことがある。趣味は旅行で平日の夜に夫と旅行の計画を立てるためネットを頻繁に活用している。
このように20代後半から30代前半といっても生活様式が全く違うので、消費目的や選択するポイントが違ってきます。ですので誰に向けての紹介なのかを明確にすることが非常に大事になってきます。