広告の重要性 アピールするということはどういうことか?

ビジネスにおいて広告の役割とは、どのようなものなのか整理しながら考えていきたいと思います。

広告とはそもそもどのようなことをいううのだろうか?私の考え方ですと広告というのは、人に自社の商品・存在・自分自身などなどをアピールすることであります。知ってもらった後は、厳密にいうと広告のカテゴリーではなくなります。つまり、当然ですがアピールすることが広告で、販売することは広告の一部ではありません。今回のコラムでは、広告を重視したので、その後との部分は別の機会に説明したいと思います。

広告をアピールとして考える

広告とは、アピールすることだと先程言いましたが、アピールするという言葉に変えて自社の商品を考えたとき、不思議とニュアンスが変わらないだろうか?ちょっと分かりずらいので例えると、”自社のアイスクリームを広告に出す”と自社のアイスクリームをアピールする”では、少し意味が変わっている感じがします。前者は、アイスクリームはチョコレート味とバニラ味の二種類で値段は200円で・・・・みたいな情報を載せて、チラシを作って・・・みたいな感じがします。後者は、かわいいキャラクターがアイスクリームをもって暑い夏にアイスはいかがですか・・・みたいなイメージが先行してくるようなイメージがあります(私だけかもですが)さらに、目的を別のものに変えると、もっとニュアンスが変わってきます。アイスクリームを私のペットの猫に変えた場合、ペットの猫を広告にだす。ペットの猫をアピールするという感じになります。すると全くニュアンスが変わりませんか?

私がそのことを踏まえて、お客様の広告デザインやブランディングするときは、常にアピールのニュアンスで広告を考えます。

広告効果とは、知ってもらうことです。知ってもらってから買うか買わないかの土俵に初めて乗ることができる

ここから今回の本題に入りますが、広告とは、人にアピールすること、そして知ってもらう人が多ければ多いいほどいいわけです。知ってもらえて初めて買うか買わないかの土俵に立てます。商品を必要としている人に届く可能性も高くなるということです。ですので、沢山の人に知ってもらえるかがカギになるのです。また、その広告の情報が出来るだけ長い期間人々に忘れられないようにするのも重要なことです。

ですので、大手企業さんは、多額なお金をつかって売れっ子タレントを起用したり、何度も何度も繰り返しCMをしたりして、人々の脳に商品イメージを埋め込ませているのです。

もちろんほとんどのお客様はそこまでの資金力がありませんが、工夫して広告を打つことができれば、少ない金額て大きな成果をだすことが可能になります。

正直、予想をはるかに上回る広告効果というのは、なかなかむずかしいですが、”アピール”というニュアンスから広告を考え行けば、それなりの効果は出てきます。

まず、人の脳に残らせる工夫を第一に考えてデザインをすることです。

アピールするということは、情報を知ってもらうのが第一目的ではなく、存在を知ってもらうことが第一目的に考えるとデザインのアイデアが違う角度でみれると思います。