Web集客ってどうやってやるの?種類と具体的な方法3選

インターネットを使って集客をしたいけど、どんな方法があるのか知らないという人も多いのではないでしょうか。ここでは、Web集客をするメリットとデメリット、そして具体的な手法と注意点について解説します。

Web集客とは

Web集客とは、インターネットを使ってユーザーを呼び込む集客の方法です。Googleなどの検索エンジンや、各種SNSから集客を狙います。

Web集客のメリットとデメリット

web集客をするメリットは、今まで商品やサービスを知らなかった人に知ってもらい、見込み客になってもらえることです。無料で集客することもできますし、より多くのユーザーにアプローチしたいなら、拡散力が高い媒体を利用して宣伝することもできます。

Web集客のメリットは、リアルタイムで情報を発信できること。そして、ページを見た人がどのような年代で、どのページから入ってどのページで出ていってしまったのかなど、分析をして改善することができます。

デメリットは、Webサイトの修正と更新をし続けなければいけないことと、検索結果の上位表示を狙うSEOに対しての知識が必要であること。そして広告を出稿する際には、知識と労力、時間をかけなければいけません。

Webを使って集客するためには、時間とお金、そして労力がかかるので、すぐに結果は出せません。

Web集客の種類

Webからお客様を呼び込む手法は大きく分けて以下の3つです。

  1. オーガニック検索
  2. 有料広告からの流入
  3. SNSからの流入

オーガニック検索

オーガニック検索とは、ユーザーがスマホやパソコンで検索した時に入力したキーワードを元に、検索結果に表示される一覧です。

検索結果は1ページに10項目表示され、1位から順に表示する割合が多いため、表示される順位が高ければ高いほど、見てもらえる確率が高まります。

[関連記事]オーガニック検索の意味とは?表示される場所とメリット、注意点まとめ

有料広告からの流入

オーガニック検索の他に、検索順位の上位に設けられている広告枠からページを見に行く人もいます。有料広告枠は、キーワードによって設定されており、ニーズが高いキーワードを指定して出稿しているため、広告からの流入が見込めます。

SNSからの流入

SNSでトレンド入りしている話題や、ハッシュタグを使って検索し、ページへと流入するケースもあります。

SNSには、文字を主流としたもの以外に、動画や画像など好みに応じて使い分けることができるため、その分見てもらえる選択肢も増えてきています。

[関連記事]SNSの運用代行って何?利用するメリットとデメリット、選び方をまとめて解説

Webで集客する具体的な方法

Webで集客するためには以下の3つがポイントになります。

  1. オウンドメディアでのSEO対策
  2. SNS発信
  3. 広告運用

オウンドメディアでのSEO対策

オウンドメディアのコンテンツにSEO対策を施し、検索結果の上位表示を狙います。

コンテンツすべてに行う必要はなく、ユーザーを呼び込むためのキーワード選定を行い、オーガニック検索、もしくはSNSや広告で流入した後の動線もきちんと考え、コンテンツの設計を行います。

SNS発信

オウンドメディアのSEO対策は、検索結果に反映されるまでに時間がかかってしまいます。そのため、並行してどの媒体を使うのか選定し、SNSを使って宣伝していきましょう。

フォロワーが増え、投稿に対してアクションが出るまで地道に続けていくことで、購買意欲の高いリピーターや拡散してくれるなど、質の高い顧客を確保することにつながります。

広告運用

すぐに集客を期待したい場合、インターネットに広告を出すという方法もあります。

しかし、インターネット広告は、種類が多く、ターゲットとなるペルソナに合った媒体を使わないと意味がないため、どの媒体を使うのか慎重に検討する必要があります。

[関連記事]インターネット広告って何?種類と運用する際の注意点

Web集客の注意点

Web集客をする際に注意点は以下の3つです。

  1. 業種に応じた手法を選ぶ
  2. 中長期的に運用が必要
  3. 本業を優先するなら外注という選択肢も

業種に応じた手法を選ぶ

Web集客にはいろいろな手法があり、特徴に合わせて集客手法を選ばなければいけません。

例えば、大手ポータルサイトに登録している飲食店なら、ポータルサイトからの集客が見込めますが、それだけでは新規のお客様に来店してもらうことはできません。

ポータルサイトに登録しつつ、SNSで情報を発信するなど、きてもらいたいお客様の層に合わせてやり方を模索していく必要があります。

上記で紹介したオウンドメディアでのSEO対策が有効なのか、それとも、広告を出して来店を促すのか、戦略が必要です。

中長期的に運用が必要

Web集客は、取り組みをしたからと言ってすぐに結果が出るものではありません。ファンになってもらうことが、商品やサービスの認知や改善のヒントになります。

オウンドメディアからの問い合わせや、SNSでのコメントを通してさまざまな意見を目にすることができるので、改善しつつ、より良くするためのヒントとして活用していきましょう。

Web集客は、認知してもらい興味をもってもらうこと。そして記憶して行動してもらうことが非常に重要なポイントとなります。これはAIDMA、または、AISASと呼ばれ、それぞれの意味は以下をご覧ください。

A:(Attention)認知
I:(Interest)興味・関心
D:(Desire)欲求
M:(Memory)記憶
A:(Action)行動
A:(Attention)認知
I:(Interest)興味・関心
S:(Search)検索
A:(Action)行動
S:(Share)共有
AIDMA・AISAS

まずは、Webで商品やサービス、会社名を知ってもらい、興味を持ってもらった上で記憶してもらい、具体的な購入や来店につながるよう、長期的に取り組んでいきましょう。

本業を優先するなら外注という選択肢も

Web集客の方法は多様化しており、時間と労力が必要です。

担当業務を持ちながら、Web集客を1から勉強していくのが難しい人は、外注して制作会社に相談しながらアドバイスをもらってノウハウを蓄積していきましょう。

まとめ

Web集客は、インターネットを通して幅広い顧客を獲得できるきっかけになります。今後オWeb集客のツールなどは多様化していくことが見込まれるので、普段からSNSをチェックする人は、競合他社のSNSをチェックして真似することからはじめてみましょう。