新しい商品やサービスは、話題づくりが必要不可欠!認知してもらうことで、世間に広がり少しずつブランド化されています。そんなブランディグはホームページでも広めることができるのをご存じですか?ここでは、ホームページでブランディングをするメリットと具体的なやり方について紹介します。
目次
ブランディングとは
ブランディングとは、ユーザーやターゲットとなる人に対して、こんなものが欲しいと思った時に、最初にイメージしてもらう戦略方法です。
ブランディングには、企業の価値を高める企業ブランディングと、その企業で働きたいと思うような人材を確保する採用ブランディング、そして商品やサービスに対するブランディングなどがあります。
また、事前に作った方針を現在のニーズに当てはめて再編するリブランディングというものもあります。
ホームページでブランディングするメリット
ホームページを使ってブランディングするメリットは以下4つです。
- 幅広い世代にアプローチできる
- 認知度を上げることができる
- 広告費よりもコストを抑えることができる
- 競合他社と差別化が図れる
幅広い世代にアプローチできる
商品やサービスは、ターゲットとなる年齢層を踏まえた上で作るのに対して、見落としていた層にもアプローチすることができます。これは、SNSで話題になることで認知度が上がり、多くの人に知ってもらうきっかけができるためです。
認知度を上げることができる
他社にはない、魅力的なストーリーを作ることができれば、話題性が増しSNSで拡散されるようになります。
一度話題になると、認知度がアップすることが期待できます。
そのチャンスを見逃さず、いいねやリツィートが増えてきたら、SNSの投稿などでファンを増やすことでさらなるフォロワーやファンを増やすことが期待できます。
広告費よりもコストを抑えることができる
商品やサービスを知ってもらう方法のひとつに、インターネット広告やSNSなどの広告を利用する企業も増えてきました。
しかし、インターネット広告は知識とノウハウがないと、ターゲットとなるユーザーにアプローチできない他、予算も無限にかかってしまいます。
ホームページ上でのブランディングが成功すれば、広告費を使わなくても認知されるためコストを抑えることができます。
競合他社と差別化が図れる
ホームページを活用したブランディングは、商品やサービスに迷った時の選択肢のひとつになります。複数の商品やサービスを見比べた時、ホームページをチェックする人も多いため、競合他社との差別化が図れるというメリットも生まれます。
競合他社を調査した上で、明確に違う点や特徴を記載し、ユーザーにアプローチできるストーリーを作ることができれば、選ばれる企業になることでしょう。
ホームページでブランディングをするやり方
ホームページでブランディグする方法は以下の流れに沿って行います。
- ターゲットとなる年齢層を明確にする
- ストーリーを作る
- SNSを活用する
- ストーリーに合ったデザインを作成する
- アクセス解析で修正を繰り返す
ターゲットとなる年齢層を明確にする
まずは、誰に見て欲しいのがターゲットとなるユーザーの年齢層を明確にしましょう。20代の女性でも、20代前半と後半ではライフスタイルも変わってきます。
なるべく年齢層を細かく設定し、どんな趣味があるのかペルソナを設定することで次のストーリーが作りやすくなります。
ストーリーを作る
ブランディングでとても重要なカギとなるのが、共感に結びつくストーリーです。ストーリーを作る上でポイントとなるのが、ユーザーやお客様にどのような価値を提供できるかという点です。
このメリットがないと共感を生み出すことはできません。まずは、どんな付加価値を提供できるのかを洗い出し、競合他社も調査した上で、差別化できるポイントを作っていきます。
ストーリーに合ったデザインを作成する
商品やサービスの特徴を最大限アピールすることができるストーリーを作ったら、次はロゴやキャラクター、ストーリーにマッチした色合いを決定し、デザインを作成します。
視覚的な情報はブランディングを行うにあたって、非常に重要なポイントになるので、制作会社にイメージを伝え、プロに作ってもらうことをおすすめします。
SNSを活用する
時間と労力をかけて作り上げたものは、いろいろな人に見てもらわないと意味がありません。即刻性があり、多くの人に発信できるツールのひとつがSNSです。
ブランディングを行う予定があるなら、事前にSNSを登録し、毎日少しずつ投稿をしてファンやフォロワーを増やしておきます。そして、ブランディングのツールが出来上がったら、SNSを活用してさらに情報を広げていきましょう。
[関連記事]SNSの運用代行って何?利用するメリットとデメリット、選び方をまとめて解説
アクセス解析で修正を繰り返す
ホームページを活用したブランディングは、作って終わりではありません。むしろ、商品やサービスを作り上げていく最初の一歩になります。
毎日どのような年代の人がホームページを訪れ、どのページで離脱していってしまうのかを日々研究し、関連記事や内部リンクなどで、導線を作る作業を行い、修正を繰り返していきます。
このアクセス解析を行う作業も非常に重要なポイントになるので、更新やメンテナンスなども視野に入れて計画的に行うようにします。
まとめ
ホームページを活用したブランディングは、今後ますます注目される手法のひとつです。すぐに効果は出ませんが、一度ブランディングの手法を身につけていくと他の商品やサービスをリリースする際にノウハウとして役に立つのでできることからはじめていきましょう。