ホームページの8つの種類と4つの役割

ホームページやWebサイトを作る際、実はいろいろな種類があり、特徴を踏まえた上で最適なものを作る必要があります。ここでは、ホームページの種類と役割について紹介します。

ホームページの種類

ホームページの種類は大きく分けて8つあります。

  1. ECサイト
  2. リクルート・採用サイト
  3. ブランドサイト
  4. ランディングページ(LP)
  5. サービスサイト
  6. プロモーションサイト
  7. コーポレートサイト
  8. オウンドメディア

ECサイト

ECサイトとは、インターネットを通して、商品やサービスの売買を行うことで、電子商取引を行うサイトを総称する言葉です。インターネットショッピングやフリマサイト、オンライントレードなどもECサイトに含まれます。

ECサイトには、インターネット上で取引ができるよう電子決済システムの他、受注を管理できるシステムや、個人情報を扱うためセキュリティ対策が必要です。

リクルート・採用サイト

リクルートサイトとは、求人を掲載し採用に特化したページです。採用情報を掲載できる有料のサービスも増えていますが、自社で作る採用サイトは、コストも抑えられ修正点をスピーディーに反映することができます。

リクルートサイトには、求人情報を掲載する他、スタッフ紹介やインタビューなど、職場の雰囲気を伝えるためのコンテンツが必要です。

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ブランドサイト

ブランドサイトとは、ホームページとは別に、認知して欲しい商品やサービスをより細かく紹介するページです。

ブランドイメージを上げることで、SNSでも話題になり集客や購入につながるため、価値や信頼性、優位性を高めるツールとして活用されています。

新商品をリリースする際、ブランドサイトを立ち上げて、販売前のプロモーションなどにも活用できます。

ランディングページ(LP)

ランディングページとは、検索結果などから最初に流入が見込めるページです。

ランディングページは、アクセス解析を通して最初に見たページが分かるため、そこから改善を繰り返してホームページ内の動線を作ることができます。

広告用に利用する場合、情報を集約した縦長のページで作り、求人の募集や商品購入など、キーワードを設定して広告として出稿することで効果が期待できます。

サービスサイト

サービスサイトとは、商品やサービスを紹介するページです。プロモーションサイトは、PRに特化しているのに対して、サービスサイトは、コーポレートサイト経由で興味を持った人が購入の決断をするサイトです。

見込み顧客がターゲットとなります。

プロモーションサイト

プロモーションサイトとは、商品やサービスをPRするために作成するサイトです。主に、商品を認知してもらい、興味を持ち、購入してもらうという流れを目的としています。

商品やサービスの特徴やメリットを掲載し、興味を持ってもらうコンテンツを作成します。

ブランドサイトは、商品やサービスをブランディングしていくのに対して、プロモーションサイトは、ブランディングされたものをPRして集客や販売を目的としています。

コーポレートサイト

コーポレートサイトとは、会社概要のように、その会社がどのようなことを行っているのか、理念や方針などを細かく記載し、企業の情報を知ってもらうサイトです。

他のサイトは、ユーザーや顧客に対してコンテンツを作成するのに対して、コーポレートサイトは、取引先や株主、そして投資家など幅広いユーザーに企業情報を提供します。

オウンドメディア

オウンドメディアとは、会社が保有するメディアです。ブランドサイトやプロモーションサイトなど自社で運営するものはすべてオウンドメディアとなります。

自社で管理することで、情報を集約できる他、掲載したコンテンツが会社の資産にもなるため、公式サイトとは別にオウンドメディアを複数立ち上げる方法も主流になってきています。

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ホームページの役割

ホームページには、大きく分けて8つの種類がありますが、その役割は以下のようなものがあります。

  1. 集客
  2. 採用
  3. 販売
  4. ブランディング

集客

ホームページは、24時間365日、閲覧が可能です。そのため、時間や場所を選ばずに情報を発信することができるため、集客する手段の一つとして活用できます。

会社の営業時間に関係なく、宣伝、営業活動を行ってくれるのです。

採用

採用活動は、求人媒体に採用情報を掲載するという方法が主流ですが、求職者となるユーザーは、どのような会社なのかホームページをチェックする人も増えています。

そのため、会社概要を掲載することで、ある程度会社の雰囲気を把握することができ、応募へのハードルを下げることができます。

販売

商品やサービスを検討しているユーザーは、実店舗と違いインターネット上では手に取ってチェックすることができません。そのため、本当に購入していいのか、情報収集をする人も増えています。

ホームページがある会社とない会社では、信頼度が変わってくるため、少しでも信頼してもらうためには、ホームページは必要不可欠になるでしょう。

ブランディング

ホームページを活用したブランディングは、商品やサービスの価値を分かりやすく伝えるため、知りたい情報を案内し、納得感を持ってもらうために必要です。

ホームページのブランディングには、イメージしやすい写真や動画の他、分かりやすい文章。そしてホームページ内で迷子にならないような、内部リンクなどの導線を作り、丁寧に誘導して伝えることが求められます。

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目的に合わせたページを作ることが大事

ホームページは、プロモーションや、採用サイトなど目的に特化したサイトの他、メッセージ性が高いブランドサイトなど、何を目的にするかで作るページが異なります。

ホームページには種類があること、そしてそれぞれに特徴があることを把握した上で、最適なものを選んで計画的に作っていくことが重要になります。

まとめ

ホームページの作り方や魅せ方などは多様化しています。自社で作ったものはオウンドメディアとなり資産につながるので、ホームページ制作会社に相談しつつ、価値のあるホームページを作るようにしてみてください。