インターネットで情報収集する際、縦に長いページを見たことがある人も多いのではないでしょうか。ここでは、1ページのみで構成されたシングルページについて、作るメリットと気になる注意点について解説します。
目次
シングルページとは
シングルページとは縦に長く情報が集約されているページのことです。従来のページは、カテゴリー分けされているものが多く、ナビゲーションメニューやサイドバーなどがあり、記事の途中で気になったものがあった場合、他のページにジャンプすることができます。
シングルページは、縦に長くスクロールしていくと情報が把握できるという特徴があるのです。他のページに離脱しないため、資料請求や問い合わせのページに活用されています。
シングルページを作るメリット

縦に長いシングルページを作るメリットは以下の4つです。
- スマホで見やすい
- 情報が1枚に集約できている
- ストーリーで共感を得やすい
スマホで見やすい
縦長のデザインで、縦にスクロールして見ることができるので、スマホとの相性が良いというメリットがあります。また、広告やバナーなどの情報がないため、ストレスなく、最後まで見ることができるという点もシングルページの特徴です。
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情報が1枚に集約できている
シングルページは、ユーザーに納得してもらえるよう、理由や根拠を分かりやすく解説しています。他のページに掲載している内容も集約しているため、1枚で知りたい情報が網羅できるのです。
ユーザーがページを見て興味を持ち読み進め、最後のクロージングでは納得感を持てるという構成もシングルページの特徴です。
ストーリーで共感を得やすい
シングルページでは、上から下に読み進め、それに合わせてストーリーを作ることで、より共感を得やすい環境を作ることが可能です。
文字はもちろん、画像やイラスト、表やグラフなどを視覚化し、共感から納得へとつなげ、問い合わせや購入などのアクションを期待することができます。
シングルページのデメリット

シングルページを作るデメリットは以下の2つです。
- 検索結果の上位表示は期待できない
- 情報の精査が必要
検索結果の上位表示は期待できない
シングルページでは、特定の商品やサービスに特化した情報を掲載するため、複数のページの情報を網羅していることなどから、検索結果の上位表示は期待できません。
シングルページへの誘導の仕方は、他のページに内部リンクを貼る他、広告を出稿して見てもらうきっかけを作る必要があります。
情報の精査が必要
縦に長く、情報量が集約されているシングルページでは、情報の精査が必要です。
共感から理解、納得してもらえるよう、理論立てて説明し、文字だけでストレスを与えないよう、画像やイラスト、グラフなどを活用し、視覚的に訴えていかなければいけません。
また、問い合わせや購入などの具体的な行動に移るまで、何度もA/Bテストを繰り返し、理想となる導線を修正していきます。
シングルページに活用できるもの
シングルページは、最終的なゴール設定、と読みやすくまとめられた文章、イメージが伝わる画像と、ゴールにつながるCTAボタンの設置が必要です。
これらの要素を組み込めば、企業のコーポレートサイトや、キャンペーン情報、求人や商品紹介など活用することができます。
特にプロモーションに力を入れたいものがある場合、シングルページを活用して、ユーザーの反応を見て分析するツールにしてみましょう。
まとめ
シングルページは、スマホとの親和性が高く、情報量が整理されたページになります。販売促進したい商品がある場合は、制作し広告を活用してプロもションをしてみましょう。一度作成したら、スマホで確認して読む人のストレスになる要因をひとつずつ削り、修正していくことも重要になります。ぜひ参考にしてみてください。