ホームページにスタッフや社員紹介を掲載しているページがあるけれど、どんなメリットがあるのか、気になっているという人も多いのではないでしょうか。ここでは、スタッフ紹介ページを作るメリットとデメリット、そして作り方のポイントを紹介します。
目次
スタッフ紹介ページを作るメリット

ホームページ内にスタッフ紹介ページを作るメリットは4つあります。
- 会社の雰囲気が伝えられる
- 信頼度が高まる
- 問い合わせのハードルが下がる
- ブランディングも可能
会社の雰囲気が伝えられる
会社のホームページを見るということは、何らかの情報を探し、気になった商品やサービスをもう少し調べたいということから、運営している会社を調べます。
求人情報を見つけたのなら、会社の雰囲気を知ることができますし、買いたいものがあったら、この商品は大丈夫なのか、口コミや販売している会社を調べる人も多いためです
会社の雰囲気が伝えられれば、安心してもらえる材料になるので、スタッフ紹介があるホームページとないホームページでは、印象も大きく変わってきます。
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信頼度が高まる
直接会社を見に行くことができないため、ちょっと調べたい時に、そこで働くスタッフのページは、会社の雰囲気を伝えるツールになります。これは、スタッフを通して会社という顔が見えるため、信頼が高まるきっかけになるためです。
また、ホームページだけではなく、SNSも開設し積極的に配信しているなら、なおのこと信頼性が高まることでしょう。
問い合わせのハードルが下がる
全く情報がないと、問い合わせしたくても、躊躇してしまうものです。しかし、スタッフ紹介や会社の雰囲気が伝えられれば、問い合わせのハードルを下げることができ、お客様やユーザーとのコミュニケーションを取ることもできるようになります。
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ブランディングも可能
スタッフの紹介が、会社やサービスを提供する際のアピールポイントになれば、スタッフを活用したブランディングも可能です。スタッフを会社のイメージキャラクターのように設定してもいいですし、先輩と後輩の仲の良さをアピールできる材料にもなります。
職場環境が良ければ良い人材が集まる場所にもなりますし、風通しの良い職場であることを間接的に示すことができるでしょう。
活用方法は事前に考えておいてもいいですし、反応を見てブランディングするという方法もあります。スタッフ紹介は、単にそこで働いている人の紹介のみならず、さまざまな活用法があります。作成する前に意識すると作り方も変わってくるので事前にどのような環境を表現したいのか考えておくと、活用方法も広がります。
スタッフ紹介ページを作るデメリット
ホームページにスタッフ紹介ページを作るデメリットは2つあります。
- 作成に時間がかかる
- 入退社で入れ替えが必要
作成に時間がかかる
スタッフ紹介文は、スタッフの人柄が分かるように、写真やイラストを用意し、同じ質問を準備して、取材を行います。そして、取材した資料を元にホームページに掲載する原稿を取りまとめるなどの手間がかかります。
共通の質問を準備し、背景も同じ場所で撮影して統一感を持たせることもポイントのひとつになります。
入退社で入れ替えが必要
スタッフ紹介は、入社や退職に伴い、退職した人は非公開もしくは削除、そして入社した人は新しくページを作る必要があります。
複数名の入社と退職が決まっているなら、まとめて作ることができますが、一人退職して2人入社する場合などは、それぞれ個別に作成しなければいけません。
誰がスタッフとして勤務しているのかの把握と反映も重要なポイントになります。
スタッフ紹介ページの作り方

スタッフ紹介ページの作り方にはいくつかのポイントがあります。
- 写真またはイラスト
- 名前はイニシャルでもOK
- 担当している業務内容
- 人柄が伝わるような紹介文
写真またはイラスト
スタッフの紹介は、写真がベストですが、個人情報や犯罪に巻き込まれないよう配慮して、イラストとして掲載する企業も増えてきました。
本人がイメージできるようアバターを作成してオリジナリティを演出するという差別化を図っている企業もあります。写真を使う場合、笑っている表情や、デスクに向かって仕事をしているシーンでもOK!
この会社で働いてみたい!と思えるようなSNS映えを意識して何パターンか撮って比較して検討してみましょう。
名前はイニシャルでもOK
インターネット上に掲載するということは、写真や名前で個人が特定されてしまうので、名前はフルネームではなく、イニシャルやニックネームでもOKです。
本名を掲載するよりハードルが低くなるので、スタッフの個人情報を守るという観点からもどの方法を選択するか検討が必要です。
担当している業務内容
スタッフの紹介には、担当している業務内容を記載し、具体的にどのような仕事をしているのかをスタッフの言葉で表現してもらいます。
〇〇部所属、〇〇担当のように記載した上で、はじめての人が見ても仕事内容がイメージしやすいよう簡単な表現を使うのがポイントです。
人柄が伝わるような紹介文
担当している仕事内容の他に、スタッフの人柄が伝わるような一言を記載しましょう。
例えば、好きな食べ物や休日の過ごし方、趣味などです。
仕事でやりがいを感じる場面や、仕事で難しい場面に遭遇した時、どう乗り越えてきたのかという一歩踏み込んだ内容も、興味を持ってもらえる有益な情報になるでしょう。
また、その人の人柄が伝わるようなキャッチコピーをつけるのも見る側に興味を持たせるきっかけになります。
まとめ
スタッフの紹介ページは、必要な業種と必要のない業種があります。同業他社も比較した上で、オリジナリティあふれるスタッフ紹介ページを作り、他社との差別化を図りましょう。