オウンドメディアを立ち上げたけれど、どれくらいの頻度で更新したらいいのか迷っている人も多いのではないでしょうか。ここでは、オウンドメディアを更新する頻度について、オウンドメディアを立ち上げてから目標達成するまでに分けて目安を解説します。また、記事を更新する際の注意点についても紹介しますので最後までご覧ください。
目次
オウンドメディアでの更新頻度の目安
オウンドメディアと言っても、ジャンルや内容によって更新頻度は異なります。目安となるのは、立ち上げ当初と、検索結果の上位表示が実現され、アクセス数が伸びる成長期、そしてオウンドメディアで掲げるゴールが達成しはじめる時期の3つに分けられます。
それぞれどのくらいの頻度で更新したらいいのでしょうか。
立ち上げ時期の更新頻度の目安
オウンドメディアを立ち上げたばかりは、更新頻度は高くなり、週に2~3本はコンスタントに更新が必要です。これは、検索エンジンにオウンドメディアの存在を早く教え登録してもらうためです。
成長期の更新頻度の目安
アクセス数が増えてくるようになると、オウンドメディアの成長期になります。
週に1~2本を目安に更新しつつ、アクセス解析でオウンドメディアの入口となるページと離脱してしまうページが少しずつ分かってくるようになります。
記事の更新もしつつ、コンテンツの質を上げる工夫を見出しながら、定期的な更新を意識しましょう。
目標達成期の更新頻度の目安
オウンドメディアの成長期を経て、少しずつ当初に設定した目標が見込める時期になります。
この時期になれば、週に1記事もしくは既存の記事をリライトしていく形で、オウンドメディアのコンテンツの質を上げることができます。場合によっては、放置してもコンバージョンが得られる形になるでしょう。
ただし、定期的にアクセス解析や流入経路を把握して、質が悪いコンテンツはリライトしていく必要があります。
また、ライバルサイトもチェックして、コンテンツの質をさらに充実させる時期にもなります。オウンドメディアを更新する際には、どの時期にあたるかを把握した上で定期的に更新をするようにしましょう。
オウンドメディアの記事を更新する際の注意点
オウンドメディアは、メディアがどの状態かで更新する頻度や数が異なります。また、更新する際にはいくつかの注意点があるのでひとつずつ確認していきましょう。
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更新頻度に正解はない
オウンドメディアは、定期的に更新すれば検索結果の上位に表示されるかというとそうではありません。更新頻度に正解はなく、ジャンルやコンテンツの内容によってもまちまちです。
更新頻度の正解がないので、アクセス解析を見ながら、今のサイトの状態を把握して見極めていく必要があります。
最初にストックを作っておく
メディアの設計図を作った上で、キーワード選定を行い、記事を作成していきますが、公開後も踏まえた上でコンスタントに更新した場合は、最初にストックの記事を作っておきましょう。
毎日更新した場合と、3日に1本更新した場合ではどのような差がでるのか、実験しながら結果を予想してコンテンツを追加していくという方法もあります。
更新頻度に正解はないので、どのような手法が一番効果的なのかも実際に更新しながら模索していく必要があります。
検索順位をモニタリングする
メディアを立ち上げたら、定期的に検索結果をモニタリングし、効果測定することも重要なポイントです。アクセス数が多いページと検索結果で上位表示された記事を比較できるためです。
週や月で比較して、違いを分析し仮説を立てて、記事に反映させていきます。
リライトで記事の質を上げていく
検索結果をモニタリングすると、どの記事が評価されているのかを把握することができます。評価されていない記事はライバルサイトをチェックして、不足している情報を加筆する他、いらない情報は削って記事の質を上げていきます。
リライトは、記事が更新されていることを伝えるメッセージのひとつになるので、記事の質を上げることを意識してリライトにも力を入れましょう。
検索順位が低い記事は非公開化して対策を
リライトをして記事の質を高める一方で、順位がつかずニーズがない記事があることも分かってきます。その場合、リライトするという選択もありますが、非公開化、もしくは削除してサイトの整理をしましょう。
低品質なコンテンツは、メディア全体の質を低下させてしまう可能性があります。
順位がつかない記事、もしくは検索結果の10位以下の記事は削除して他のコンテンツの質を確保する方が賢明です。
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必要なコンテンツをプラスしていく
記事の更新は、新しい記事だけとは限りません。ユーザーのニーズに応えるということが、記事やメディアの質を高めることにつながるので、検索意図とライバルサイトを比較して、足りないものは新しいコンテンツとしてプラスしていきます。
プラス@の情報があれば、もうひとつ記事を読んでもらえる導線を確保できます。
検索結果の上位に表示され、なおかつ離脱が多い記事はリライトしつつ、必要なキーワードを盛り込んだ記事を新しく追加していきましょう。
まとめ
オウンドメディアの更新頻度は、メディアが今どのような段階なのかで更新する本数や作業内容が異なります。更新も意識しつつ、記事の質を高める工夫も同時に行っていきましょう。