【印刷お役立ち情報】印刷用紙の目なり

紙ついてのちょっとした知識! これを知っていると印刷物を印刷会社に注文するときに役にたちます。

 目なりを知っていると、発注に役に立ちます。

紙には、”目なり”というものがあります。 これは紙を製造する工程でどうしてもできてしまうことで、簡単に説明すると紙の繊維質が縦に通っていたり、横に 通っていたりします。その紙の筋のようなものが”目なり”というものです。例えば、布で説明するとズボンなどよく見 ると、糸が縦に並んでいたり横に並んでいたりすると思いますが、紙は布と違って肉眼ではなかなか見れませんが 、紙も布と同じような状態になっています。 紙には、横目と縦目が存在していて、印刷会社が紙を注文するときは、必ず横目か縦目かを指定して注文 します。では、目なりの違いでどのように印刷物に影響してしまうのかというと、特にポストカードなど厚い紙を印 刷する場合、図でいうとAのような目の方向の場合、縦に折り曲げようと力を加えると、張りが無くふにゃふにゃに なります。 ですからなんとなく紙の厚みが無いように感じられます。逆にBの目なりの方向の場合、張りがあって硬く感じて 厚みもある感じがします。ふにゃふにゃなポストカードより張りがあったほうが高級感も出ますし、多少薄くて も存在感が出てくるというわけです。

他にも印刷部を折りたい場合も、目に沿って折ると折りやすくきれいに折れます。逆の目で折ると、あまり綺麗に 折れなかったり、折り目に印刷された部分があったりすると、印刷がはがれたりします。(紙の種類によってどうしても剥がれてしまうことがあります)通常印刷会社では、なるべくそうならないように気を使って紙を扱っています。目なり によって機械がうまく動かなかったり、工程をスムーズにさせるために使い分けをしています。皆さんが、もしポストカードなどを印刷会社に注文するときに、”紙の目なりを注意してください”と一言伝えると、安心していいものが 出来てくると思います。紙の目なりを知らない印刷会社は、ちょっと気を付けたほうがいいかもですね。営業の方が知らないだけかもしれませんが…。では薄い紙ではどうでしょう。薄い紙はほとんど目なりの影響がないので、薄い紙の印刷物を注文するときは、逆に言わないほうが無難でしょう。 名刺の注文するときも注意が必要です。実は、名刺には名刺専用の紙が存在します。名刺の紙はふにゃふに ゃにならないように、特殊な加工をしていますので、横眼でも縦目でも張りがありますが、お客さんが好みの紙( 名刺用の紙でない場合)を選んで注文される場合は必ず目なりに注意して注文したほうが良いです。変わった紙 ほど癖があったりするので、厚い紙を使用しても、なんとなく貧弱な感じなったりしますので注意が必要です。 それでは、紙の目なりのお話はここまでといたします。

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