SEOにMEOなど、Web用語は、新しい単語がどんどん出てくるので、聞いたことはあるけれど、分からないという人も多いのではないでしょうか。ここでは、CMSを導入するメリットとデメリットについて解説した後、向いているサイトを紹介します。

CMSとは

CMSとは、Contents Management System(コンテンツマネジメントシステム)の頭文字を取ったもので、Webサイトに掲載する文字や画像などのコンテンツを管理し保存するシステムです。

CMSが開発される前は、ホームページを作成するための言語(HTML)を使って組みあわせて作成していました。しかし、CMSが使われるようになり、ホームページやWebサイトの情報が一括で管理できるようになったのです。

CMSの中で最も有名なのが、無料で使用できるWord Pressです。ブログを書くような感覚で簡単に記事を作成し公開することができます。

Word Pressは利便性が高いことから、行政や官公庁などでも利用されています。

CMSの機能

CMSにはさまざまな機能がありますが、特に便利な機能として以下のようなものがあります。

  1. コンテンツの管理
  2. 予約投稿
  3. アクセス解析
  4. 問い合わせフォームの設置
  5. SEO対策

コンテンツの管理

CMSには記事を管理するシステムが入っています。ブログを書くような間隔で投稿の予約や文章の編集、装飾などの管理が可能です。

テキストはもちろん、画像や動画などの挿入をしてビジュアルで訴えることができます。

予約投稿

CMSにはコンテンツの予約投稿も可能です。予約投稿を活用し、配信スケジュールを調整できるので、見て欲しいユーザーの行動を踏まえた上で、日にちや時間の設定をすることができます。

アクセス解析

記事は公開したらその後の動向が非常に重要です。CMSには、アクセス解析ができる機能がある他、プラグインと呼ばれる無料の拡張機能をインストールすることで、ページを訪れたユーザーの年齢や性別などの属性の他、どこのチャネルから流入したのかを把握することができます。

アクセス解析を行う場合、グーグルが無償で提供しているグーグルアナリティクスやサーチコンソールが有名ですが、初心者ならCMSのアクセス解析を利用して慣れていくことができます。

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問い合わせフォームの設置

ホームページにはお客様との懸け橋になる問い合わせフォームは必要不可欠です。しかし、どうやって作ったらいいのか分からないという人も少なくありません。

CMSなら簡単に問い合わせフォームを作成できるので、見込み客の獲得につながります。

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SEO対策

ホームページは、作って終わりではなく公開後の運用方法が大きなカギとなります。

ユーザーが知りたい情報を検索した時、検索結果の上位に表示されなければ、見てもらえる確率は非常に低くなります。この検索結果の上位に表示させる施策がSEO対策と呼ばれ、CMSには、見出しのタグが簡単につけられるように装備されています。

しかし、CMSは最低限のSEO対策のひとつなので、別途施策が必要になりますが、一番基礎となる部分が装備されているというのは大きなメリットになります。

CMSを導入するメリット

CMSにはいろいろな機能がありますが、具体的に導入するメリットは4つあります。

  1. 更新が簡単
  2. コストを削減できる
  3. SEO対策ができる
  4. スマホ最適化

更新が簡単

コンテンツの管理や予約機能があるため、ブログを書くような感覚で簡単に更新ができます。また、画像や動画、文章に合ったイメージ画像を加えることで、ユーザーに分かりやすく伝えることができます。

コストを削減できる

ホームページを作る場合、専門の知識が必要になるため、制作会社に依頼するケースが増えています。しかし、CMSなら、導入したその日からでも使えるようにテンプレートも充実しているため、住所となるドメインと、データを保存するサーバーの契約のみで、コストを大幅に削減することができます。

SEO対策ができる

CMSにはクラウドにデータを保存するクラウド型とインターネット上にソースが公開されているオープンソース型、そしてメーカーが開発して販売するパッケージ型のCMSがあります。

どれもメリットとデメリットがありますが、初心者にも使いやすいクラウド型は、上記で解説したワードプレスには、タイトルのタグが挿入できるSEO対策機能が装備されています。

SEO対策をするのとしないのとでは、ユーザーに見てもらえる確率が大きく異なるので、初歩的なSEO対策が導入されているという点は大きなメリットになります。

スマホ最適化

スマートフォンと移動通信システムの普及に伴い、ホームページはもちろん、動画も視聴が可能な時代になりました。

スマートフォンやパソコン、そしてタブレットなどのデバイスは、生活になくてはならないものになってきています。そのため、時代のニーズに合わせてスマートフォンでの閲覧がストレスなく見られるよう、ホームページをスマホ版に変更するスマホ最適化が求められています。

なぜなら、スマホ表示に適さない画面になってしまった場合、ストレスを感じすぐに離脱してしまうからです。

CMSには、最初からスマホ表示に対応する機能が装備されているので、改めて変更する手間がかかりません。

CMSを導入するデメリット

CMSを導入するデメリットは3つあります。

  1. 操作の習得が必要
  2. セキュリティ対策が必要
  3. テンプレート以外のデザインを実装するのは難しい

操作の習得が必要

CMSはブログ感覚で記事を投稿・管理できるシステムですが、はじめて操作する人は投稿の流れや仕組みの習得が必要になります。

会社でホームページまたは、オウンドメディアを立ち上げる際には、それぞれのページの統一感も求められるため、投稿ルールや写真選定の基準などを設けて、チーム内で共有しなければいけません。

予約投稿が可能な一方で、誤って公開ボタンを押してしまうケースもあるため、運用ルールの作成が必要になります。

セキュリティ対策が必要

CMSには、最低限のセキュリティが装備されていますが、サイバー攻撃などは日々進化しているため、セキュリティの脆弱さをつかれて不正にアクセスされてしまう可能性もあります。

セキュリティソフトを導入する他、システムの更新をこまめにすること。そしてパスワードは定期的に変えることで、予防が必要です。

テンプレート以外のデザインを実装するのは難しい

CMSには無料で提供されているテンプレートが多数ありますが、作成するページのイメージに合わないということもあります。

しかし、テンプレート以外のデザインは、プログラミングの専門知識を要するので、実装するは難しいでしょう。

CMSが向いているサイト

CMSはサイトに掲載している情報が保存管理できるシステムなので、コンテンツを定期的に追加する予定があるサイトや、更新頻度が高いサイト、そしてコンテンツのページ数が多いサイトの管理に向いています。

CMSが向いていないサイト

CMSが必要でないのは、以下のような要素があるサイトです。

  • 更新頻度が低いもしくは更新する予定がない
  • ページ数が少ない
  • 規模が小さいサイト

などはCMSを導入する必要はありません。

まとめ

CMS(コンテンツマネジメントシステム)は、メリットがある一方でデメリットも存在します。制作会社に依頼する場合、CMSを用いて構築してもらうケースも増えているので、ダウンロードして操作性を高めて運用してみることをおすすめします。テンプレートが豊富なワードプレスもぜひチェックしてみてください。

参考:ワードプレス